その昔、パールは自然が偶然に育んだものでした。
その神秘的な美しさは人々を魅了し、
19世紀には主にペルシャ湾で引き上げられた真珠たちが、
はるばるヨーロッパへ運ばれ、
ジュエリーと仕立てられました。
その後、日本の御木本が真円養殖真珠を発明し、
ようやく1920年代に養殖真珠が世界に流通し始めます。
つくられ始めた当初の養殖パールは、色調など個体差がありますが、
全体的に今よりも年月をかけてつくられたものが多かったようです。
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ジプシーアンティークスで多く扱う、
19世紀から1900年代辺りまでにつくられたジュエリーのパールは、
貝が偶然に産んだ天然真珠が使われています。
また、1920年代以降のパールのジュエリーは、
ヨーロッパへ輸出された日本のアコヤ真珠が使われていることがあります。
当店では様々なパールのジュエリーはそれぞれの特性に合わせて、
通常の真珠の鑑別や、
母貝の検査、
天然真珠と養殖真珠どちらかを調べるレントゲン検査などを
第三者機関で行っております。
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アンティークのパールの母貝検査などは、
鑑別技術を持つ機関が日本でも僅かです。
ジプシーアンティークスは、美しいジュエリーの持つストーリーを、
力を尽くして解き明かしています。
アンティークジュエリーをお探しの際には、
ぜひ信頼できるお店でお選びください。